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研修・採用について

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採用メッセージ

「 岩手の未来を
ともに創りたい 」

岩手医科大学医学部
小児科学講座 教授

赤坂 真奈美

私たち岩手医科大学小児科学講座は、多様性を重んじています。「誰にでも役割はある」という考え方を基に適材適所で運営しているため、どんな方でもウェルカム。全員が助け合う環境の中で、自然とスキルやマインドが身に付くでしょう。

また、子育てに関するサポート態勢も整備しました。小児科学講座として全学に率先する気概で、安心して出産・育児ができるよう支援。一例は、時間外に行われていた会議の完全撤廃です。帰宅しなければならない子育て中の医師が参加できず、疎外されてしまうのを防ぐためです。

医師の学びたい意欲も当然、サポートします。本学は東日本大震災の教訓を踏まえ、岩手県内と北東北医療圏を含む全ての関連病院と24時間365日リアルタイムで繋がるテレビ会議システムを構築済み。どんな僻地の病院からでも大学の症例検討に加わることが可能です。もちろん重症患者への対応などについても、時を選ばず専門医に相談できます。

また、小児科医には広範な知識が求められます。そのため当講座は入局後3年以内で、各専門診療グループ(神経、新生児、循環器、血液、総合)と地域医療の計6カテゴリを、3〜6カ月ごとのサイクルで全て経験してもらう方式を採用。もちろん、国内外の留学希望者も快く送り出しています。

当講座は1980年に第3代教授・藤原哲郎先生が人工肺サーファクタントを開発し、先進国における新生児死亡の顕著な減少に寄与しました。その精神を受け継ぎ、岩手から世界に発信する研究も進めています。

その一つは、国内に2台しかない超高磁場7テスラのMRIを活用した研究。臨床応用は世界的にも稀少で、これを新生児にも導入しています。もう一つは、手動で使用可能な乳幼児用の人工透析機の開発。電力供給が遮断された震災を機に、岩手ならではの研究として力を注いでいます。

小児科医の領域は胎児から始まり、長く患者さんと関わって成長に寄り添います。その過程では単に疾患を診るだけでなく、家族背景や社会背景なども把握しながらアクションを起こしていくことが必要。そのためにはコミュニケーション能力が求められますが、経験を積みながら自然と醸成されていくでしょう。

子どもたちなくして未来はありません。自然豊かでのびのび子育てができる環境で、「岩手に生まれてよかった」と思ってもらうことが大切です。それを下支えするのは、私たち医療人。手を携え、ともに岩手県の未来を創りませんか。

秘書 田子雅子が解説!

岩手医科大学の魅力

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