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お知らせ

高橋卓也先生の学位論文がCirculation Journalに掲載されました (循環器班)

ファロー四徴症は小児期に心臓の修復手術を受けることで、元気に成長し良好な発達・発育を遂げることができる疾患の一つです。しかしながら心臓の形態の特徴により、修復後成人期にかけて少しずつ心負荷が強まっていく方もいらっしゃいます。これらの患者様の病態評価にはMRI検査や血液検査、心電図検査が主に用いられてきましたが、高橋先生は超音波検査でも早期に心負荷増強を検出できる可能性があると考え、超音波検査で検出できる指標でファロー四徴症の病態解析ができるかを検証しました。

本研究の成果は非侵襲的にファロー四徴症術後の患者様を経過観察する際、非常に重要な情報を提供することが評価され、Circulation Journalに掲載されました。循環器班では小児期から成人期に至るファロー四徴症術後の管理に本研究成果を活かし, 子供たちがより良い状態で成人できる様尽力していきたいと思います。

Significance of End-Diastolic Forward Flow in Patients With Repaired Tetralogy of Fallot ― Its Interaction With the Left Ventricular Property and End Organ Damage ― (jst.go.jp)